中国武術協会(中国武協、英語:Chinese Wushu Association、略称CWA)は、中国の武術を統括する全国的な非営利スポーツ団体。1958年9月に北京で設立され、中華全国体育総会と中国オリンピック委員会の団体会員で、国家体育総局武術運動管理中心(武術研究院)と実質的に一体の組織として機能しています。
各省・自治区・直轄市の武術協会、業界体協、大学、関連団体や個人会員で構成され、本部は北京にあります。初代主席は李夢華で、現在の主席は陳恩堂氏です。
主な役割は、中華武術の優れた文化遺産を継承・発展させ、大衆向けの武術活動を広げ、技術水準を高め、国際的に広めていくこと。全民健身計画に沿って国民の健康を増進し、民族精神を鼓舞するのも大きな目標です。具体的には、全国大会の開催、選手・コーチ・審判の育成と認定、競技ルールの制定、武術段位制の運用・認定、伝統武術の研究・保護、国際交流などを担っています。
現代武術(套路)や散打(サンダ)の標準化を進め、1980年代には国際招待試合を主催して国際武術連盟(IWUF)の設立にも大きく貢献しました。段位制の導入や段位試験の実施を通じて、技術の体系化と普及を図っています。国家体育総局の指導のもと、競技力向上と文化的価値の両立を目指しながら、世界への発信を続けている組織です。
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