中華全国体育総会
中華全国体育総会(略称:全国体総、英語名:All-China Sports Federation)は、中国の全国規模の大衆スポーツ組織で、非営利の社会団体。1952年6月20〜24日に北京で開かれた成立大会で正式にスタートしました。旧・中華全国体育協進会を改組したもので、名誉主席に朱徳、主席に馬叙倫が選ばれ、章程も採択されました。毛沢東は「体育運動を発展させ、人民の体質を高めよ」と題詞を寄せ、朱徳も「人民のスポーツを普及させ、生産と国防に役立てよう」と書き残しています。
建前は民間団体ですが、ソ連のスポーツ組織を参考にした半官半民の性格が強く、国家体育総局と「一つの機構、二つの看板」の関係にあると指摘されています。各省・自治区・直轄市の体育総会や、各種目のスポーツ協会、業界団体などが会員で、オリンピック競技団体や非オリンピック競技団体を多数傘下に置いています。中国棋院も加盟しています。
主な役割は、選手やスポーツ関係者をつなぎ、スポーツ全体を盛り上げ、大衆スポーツを広げて国民の体質を高めること。技術力を向上させて世界のトップを目指し、社会主義建設や祖国統一、国際友好にも貢献する、というものです。国家体育総局が競技力強化に力を入れる一方、総会はラジオ体操や仕事・授業の合間の体操、国家体育鍛錬標準の導入など、日常的な運動の普及に力を入れてきました。全国運動会などの大会も主催しています。
国際的には1954年にIOCから中国唯一の全国組織として認められましたが、1958年に関係を断ち、1979年に中国オリンピック委員会と分かれました。現在は同委員会と密接に連携しています。現主席は高志丹氏で、スポーツ強国づくりを進める国の方針のもと、競技力向上と国民の健康増進の両面を支える中核組織として活動を続けています。
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